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マリモとは

マリモってなんだろう?

マリモ星人

こんにちは★僕はマリモ星人。これから楽しいまりもの世界を案内するよ!少しでも僕たちのことを知ってもらって、自然の大切さを学んでくれたらうれしいな!


北海道のお土産としてもおなじみのマリモ。ひとつの大きな玉のように見えますが、実はたくさんの小さな糸状の藻がからまりあって球をつくっています。
マリモが球状になる理由には、湖の流れによって自然に丸まったとする説、マリモをつくっている糸状の藻が絡まりやすい性質を持っているとする説などがあります。

もともとマリモは湖の底で、じゅうたんのように平らに繁殖してましたが、湖の水の緩やかな流れが、次第に球を作らせたと考えられています。
  たくさんのモが集まっているんだよ
  ※実際はマリモに顔はありません。 


天然のマリモの内部には、小さな石をもっているものもあります。石の表面に付いた藻が水の流れとともに丸まったようです。 だんだん大きくなるとマリモは内部が空洞になってきます。そして自分の大きさに耐えられなくなったマリモはやがて崩壊し、ばらばらになります。しかし、成長しすぎてばらばらになったからといって、死んでしまったわけではありません。その小さなばらばらの藻はやがてまた小さなマリモとして成長していくのです。

マリモが大きく成長するためには、湖の底までたくさん光を通すきれいな水が必要です。しかし、近年、観光客が増えたり、生活廃水が入り込んだりして、湖の水が汚染され、その数が急激にへってしまいました。また、マリモの大きさも年々小さくなる傾向にあるようです。おおきなまりもに成長するためには、澄んだ水を持つ、美しい環境が求められるのです。

ある程度のおおきさになると、表面の光合成だけでは作られるエネルギーが光のあたらない内部の消費に追いつかなくなります。そのため、巨大なマリモは内部が空洞になっているものが多いようです。20〜30センチの大きさに達すると、自分の重さに耐えられなくなり、やがて崩壊してしまいます。そしてまた小さなモのかたまりとして新しいまりもがたくさん誕生します。まりもの分裂とは、この崩壊により小さなまりもがたくさんできることを言います。 このように、まりもは成長と分裂をとても長い年月のサイクルでくりかえし、生き続けてきました。


ひとつひとつのちいさなモが、少しずつ成長してだんだんおおきくなっていくんだ。ゆっくりと成長するから、とっても長生きなんだよ。
マリモ星人

マリモのひみつ

北海道の東部に、阿寒国立公園があります。その公園の中に、阿寒湖という湖がありますが、この湖が有名になったのは、天然記念物のマリモのおかげです。

マリモは、球のように丸くかたまっていて、ふだんは湖の底にしずんでいますが、日光がよく当たると、水面にうかび上がってきます。そして、また、しずんでいきます。  ほかの藻は丸くならないのに、マリモだけがどうして球のようになるかについては今でもはっきりしていません。しかし、どうして浮いたり沈んだりするかについてははっきり分かっいます。 金魚ばちの水に、クロモ・エビモ・キンギョモなどの水草を入れ、日光のよく当たる所に置いて観察してみましょう。 水の中ではさみでくきを切り、くきの切り口からあわが盛んに出てくるでしょう。 緑色の木や草の体には、葉緑体という緑色の小さいつぶが入っていて、日光が当たるとこの中で二酸化炭素と水が結び付いて砂糖の仲間と酸素ができます。酸素は少しなら水にとけますが、日光がよく当たっていてどんどん酸素ができるときには水にとけきれなくなります。 水にとけきれなくなった酸素はあわになって出ます。水草から出るあわはこうしてできた酸素のあわなのです。 阿寒湖のマリモをうかせるのも、この酸素のあわのなのです。マリモは丸いので、マリモの体からできた酸素は、マリモの体の内側の方にある水の中にあわになって出ます。日光がよく当るときにはこの酸素のあわがたくさんできるのでマリモの体は全体として軽くなり、水面にういてくるというわけです。 ひとりでにうきしずみするマリモの秘密は、すぐに消えてしまう小さなあわにあったのです。

学校図書小学校 国語六年上 平成元年版68〜77ページより
『マリモの秘密』 折井英治さん著