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マリモとは

養殖マリモについて

阿寒湖などの観光地で人気のお土産まりも。旅行の思い出に購入された方も多いことでしょう。
このまりも、よく見ると養殖と書かれています。“養殖”まりもとはいったいなんでしょうか。
お土産のまりも、養殖まりもは、阿寒湖の南東にあるシラルトロ湖という湖のまりもを採取し、人工的に丸めたものです。養殖とはいっても、現在はまだ完全な養殖技術は実用化されておらず、原料のモ、原藻の多くは湖からそのまま採取し加工されています。

阿寒湖のマリモは天然記念物に指定されているので、採取は固く禁じられています。そのため、養殖マリモの原藻は、採取が禁止されていないとなりの湖、シラルトロ湖のマリモを採取し、商品化されています。阿寒湖のマリモとシラルトロ湖のまりもは同じ種類の同じマリモです。お土産マリモも実は天然記念物と同じマリモなのです。

マリモの減少と自然保護

同じマリモでも、阿寒湖のマリモが天然記念物なので採取が禁止されていて、隣の湖のマリモは採取ができるということに疑問をもたれる方も多いことでしょう。
事実、お土産マリモの需要によりシラルトロ湖のマリモが激減し、これが今おおきな問題となっています。
シラルトロ湖は釧路国立公園内にある湖で、マリモの採取には道(北海道庁)の許可が必要となっています。正式な採取の許可をもらった業者が毎年、自然を壊さない程度の採取量を決めてきちんと法律を守りながら採取しています。
しかし、それでもマリモが激減してしまったのは、実は闇の業者による密漁が行われているからです。
採取の許可を受けていない闇の業者は、夜間にこっそりと湖にはいって、浮いているまりもを大量に採ってしまいます。これによって、許可を受けている業者がいくら正しい量のマリモを採取しても、湖のマリモは一気に減ってしまうのです。湖のまわりにはこのようにマリモの密漁を行う闇の業者がいくつも存在しているのです。

マリモが商品としてたくさんでまわることで密漁される量もどんどん増えていき、いつかはひとつの湖の貴重なマリモが絶滅してしまいます。
お土産マリモを買うときには、ほかのペットと同じように、最後まで責任を持ってしっかりと育てることが大切なのです。

マリモ星人
  毎年、たくさんの仲間達が密漁で失われていきます。自然を守るのも壊すのも同じ人間がすることです。ひとりでも多くの方に、マリモとマリモをとりまく環境についてよく考え、これ以上悪くならないように守っていってくださいね。  
 

マリモをたいせつに

マリモにとって、湖の中でただ静かに沈んでいるよりも、お土産として愛情を注がれながら、大切に育てられるのも幸せなことかもしれません。しかし、残念ながら住めてのマリモが大切に育てられているとはかぎりません。部屋のすみに忘れられているかわいそうなマリモがたくさんいます。
今ご覧の方々の中で、マリモを育てられている方は、マリモに興味を持って大切に育てられている方ばかりだと思います。
愛情をもって大切に育てられている限り、マリモは湖の環境以上に幸せに暮らしていることでしょう。マリモに興味をもたれて、自らの手で大事に育てることはすばらしいことだと思います。

お近くにマリモがある方はどうぞご覧になってみてください。
身近なところから、マリモの背景に広がる美しい自然の情景が見えてくるはずです。
マリモを通じてどうぞ自然の大切さを感じ取ってください。

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